[ショートカット] の基本設定項目を使用すると、ファイル システム オブジェクト (ファイル、フォルダー、ドライブ、共有、またはコンピューターなど)、シェル オブジェクト (プリンター、デスクトップ項目、またはコントロール パネル項目など)、または URL (Web ページや FTP サイトなど) へのショートカットを構成できます。[ショートカット] 基本設定項目を作成する前に、この拡張機能で実行できる各操作の動作を確認してください。
[ショートカット] 項目を構成する
 | 新しい [ショートカット] 基本設定項目を作成するには |
グループ ポリシー管理コンソールを開きます。新しい基本設定項目を含むグループ ポリシー オブジェクト (GPO) を右クリックして、[編集] をクリックします。
コンソール ツリーの [コンピューターの構成] または [ユーザーの構成] の下にある [基本設定] フォルダーを展開してから、[Windows の設定] フォルダーを展開します。
[ショートカット] ノードを右クリックし、[新規] をポイントして、[ショートカット] をクリックします。
[新しい [ショートカット] プロパティ] ダイアログ ボックスで、グループ ポリシーに対して実行する [操作] をクリックします (詳細については、このトピックの「操作」を参照してください)。
構成または削除するグループ ポリシーのショートカット設定を入力します (詳細については、このトピックの「ショートカット設定」を参照してください)。
[共通] タブをクリックし、オプションを設定して、コメントを [説明] ボックスに入力します。(詳細については、「共通オプションを構成する」を参照してください。)
[OK] をクリックします。詳細ウインドウに新しい基本設定項目が表示されます。
操作
この種類の基本設定項目では、次の 4 つのアクションを選択できます。作成、置換、更新、削除。基本設定項目の動作は、選択した操作と、ショートカットが既に存在するかどうかによって異なります。
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作成 |
コンピューターまたはユーザーのショートカットを新規に作成します。 |
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削除 |
コンピューターまたはユーザーのショートカットを削除します。 |
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置換 |
コンピューターまたはユーザーのショートカットを削除して再作成します。[置換] 操作の最終的な結果は、既存のショートカットを上書きすることになります。ショートカットが存在しない場合、[置換] 操作では新しいショートカットが作成されます。 |
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更新 |
コンピューターまたはユーザーの既存のショートカット設定を変更します。この操作は、[置換] を指定した場合とは異なり、基本設定項目に定義されたショートカット設定のみを更新します。その他の設定はすべて、ショートカットに構成された状態のままとなります。ショートカットが存在しない場合、[更新] 操作では新しいショートカットが作成されます。 |
ショートカット設定
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名前 |
ショートカットの表示名を入力します。ショートカットを変更または削除する場合、ここに入力する名前は、既存のショートカットと一致している必要があります。 |
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ターゲットの種類 |
ショートカットの参照先の種類を選択します。ショートカットを変更または削除する場合、ここに入力するターゲットの種類は、既存のショートカットと一致している必要があります。 ショートカットは、次の方法で指定できます。
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場所 |
この基本設定項目のターゲットとするコンピューター上にショートカットを表示する場所を選択します。[すべてのユーザー] 以外の場所は、ログオン ユーザーと関連付けられます。既存のショートカットを変更する場合、ここで選択する場所は、既存のショートカットと一致している必要があります。このフィールドには、基本設定処理変数を指定できます。 F3 キーを押して、選択可能な値のリストを表示します。 指定した場所のサブフォルダーにショートカットを配置する場合、[名前] フィールドにサブフォルダーのパスと表示名を続けて入力します (たとえば、エクスプローラーのお気に入りの MyCorp サブフォルダーに、表示名を My Shortcut とするショートカットを配置するには、[名前] に「MyCorp\My Shortcut」と入力し、[場所] の [Explorer Favorites] を選択します)。 [<完全なパスを指定する>] を選択した場合、[名前] フィールドに完全なパスと表示名を続けて入力します。(たとえば、Program Files の MyCorp サブフォルダーに、表示名を My Shortcut とするショートカットを配置するには、[名前] に「%ProgramFilesDir%\MyCorp\My Shortcut」と入力し、[場所] の [<完全なパスを指定する>] を選択します。) |
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ターゲット パス |
ショートカットのリンク先となるローカル パス、UNC パス、またはドライブ文字を入力します。このフィールドには、基本設定処理変数を指定できます。 F3 キーを押して、選択可能な値のリストを表示します。 このオプションは、[ターゲットの種類] で [ファイル システム オブジェクト] が選択されており、操作が [作成] [置換]、または [更新] の場合にのみ使用できます。 |
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ターゲット URL |
ショートカットのリンク先となる URL を入力します。このフィールドには、基本設定処理変数を指定できます。 F3 キーを押して、選択可能な値のリストを表示します。 このオプションは、[ターゲットの種類] で [URL] が選択されており、操作が [作成] [置換]、または [更新] の場合にのみ使用できます。 |
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ターゲット オブジェクト |
ショートカットのリンク先となるシェル オブジェクト (プリンター、デスクトップまたはコントロール パネル項目、ファイル、フォルダー、共有、コンピューター、またはネットワーク リソースなど) を選択します。 このオプションは、[ターゲットの種類] で [シェル オブジェクト] が選択されており、操作が [作成] [置換]、または [更新] の場合にのみ使用できます。 |
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引数 |
ターゲット ファイルまたはフォルダーを開くときに使用する任意の引数を入力します。 このオプションは、選択されている [ターゲットの種類] が [ファイル システム オブジェクト] で、操作が [作成]、[置換]、または [更新] の場合にのみ使用できます。 |
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開始 |
ターゲットで必要なファイルが格納されている作業ディレクトリを指定するには、そのフォルダーのパスを入力します。引用符や末尾のスラッシュは含めないでください。このフィールドには、基本設定処理変数を指定できます。 F3 キーを押して、選択可能な値のリストを表示します。 このオプションは、選択されている [ターゲットの種類] が [ファイル システム オブジェクト] で、操作が [作成]、[置換]、または [更新] の場合にのみ使用できます。 |
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ショートカット キー |
ショートカットの実行のためのショートカット キーを提供するには、[ショートカット キー] フィールドをクリックし、キーの組み合わせを押します (ショートカット キーを削除するには、Del キーまたは BackSpace キーを押します)。 このオプションは、操作が [作成]、[置換]、または [更新] の場合にのみ使用できます。 |
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実行 |
ショートカットのターゲットを開くウィンドウのサイズを選択します。 このオプションは、[ターゲットの種類] で [ファイル システム オブジェクト] または [シェル オブジェクト] が選択されており、操作が [作成] [置換]、または [更新] の場合にのみ使用できます。 |
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コメント |
マウスのポインターをショートカットの上に置いたときにヒントを表示するには、ヒントの文字列を入力します。このフィールドには、基本設定処理変数を指定できます。 F3 キーを押して、選択可能な値のリストを表示します。 このオプションは、選択されている [ターゲットの種類] が [ファイル システム オブジェクト] または [シェル オブジェクト] で、操作が [作成]、[置換]、または [更新] の場合にのみ使用できます。 |
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[アイコン ファイルのパス] および [アイコン インデックス] |
ショートカットのアイコンとして、その種類の既定アイコン以外を指定するには、アイコン ファイルを参照し、そのアイコンを選択します (また、アイコン ファイルの完全なパスを入力し、アイコンのインデックスを入力することもできます)。引用符は含めないでください。[アイコン ファイルのパス] フィールドには、基本設定処理変数を指定できます。 F3 キーを押して、選択可能な値のリストを表示します。 これらのオプションは、選択した操作が [作成]、[置換]、または [更新] の場合にのみ使用できます。 |
その他の考慮事項
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マップされたドライブはユーザーに対してのみ使用できるため、ショートカットに構成されたパスの中にマップされたドライブが含まれている場合、その [ショートカット] 基本設定項目は、[ユーザーの構成] の下に構成されており、ドライブ文字は [ショートカット] 項目が処理される前に存在し、[共通] タブの [ログオン ユーザーのセキュリティ コンテキスト (ユーザー ポリシー オプション) 内で実行する] がオンになっている必要があります。
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既定では、ショートカットが作成または変更される前に、[ターゲット パス] の変数はグループ ポリシーによって解決されます。ショートカットの解決結果の値ではなく、変数を含めるには (そうすることで、[ショートカット] 項目の適用先コンピューターの環境でこの変数が解決されます)、%<ProgramFiles>% などの未解決の変数構文を %ProgramFiles% の代わりに使用します。
未解決の変数構文は、[ショートカット] 項目の適用先コンピューターの環境で解決されるため、基本設定処理変数ではなく、環境変数のみを使用します。
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ショートカット項目のコンピューターへの適用時に、ユーザー固有のパスは .default に解決されます。
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項目レベルの対象指定を使用して、基本設定項目の範囲を変更できます。
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基本設定項目は、ドメイン ベースの GPO でのみ使用可能です。
その他の参照情報
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[ショートカット] 拡張機能
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Windows における設定の構成の詳細については、Windows Server 2008 TechCenter (英語の可能性あり)(