ファイル サーバー リソース マネージャー MMC スナップインの [ファイル スクリーンの管理] ノードでは、次のタスクを実行できます。
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ユーザーが保存できるファイルの種類を制御したり、承認されていないファイルの保存をユーザーが試みた際に通知を生成したりするため、ファイル スクリーンを作成します。
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新しいボリュームまたはフォルダーに適用でき、組織全体で利用できる、ファイル スクリーン処理のテンプレートを定義します。
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ファイル スクリーン処理の例外を作成し、ファイル スクリーン処理規則の柔軟性を広げます。
たとえば、次のようなことができます。
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サーバー上の個人用フォルダーに音楽ファイルが格納されないようにする一方で、法的権利管理をサポートする、または企業のポリシーに準拠している特定の種類のメディア ファイルの格納を許可できます。同じ状況で、会社の副社長に対し、個人用フォルダーにすべての種類のファイルを格納できる特別な特権を与えることができます。
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実行可能ファイルが共有フォルダーに格納された場合、ファイルを格納したユーザー、ファイルの正確な場所などの情報を含む通知を電子メールで受信できるようにスクリーン処理プロセスを実装できます。これにより、適切な予防処置をとることができるようになります。
ここでは、次のトピックについて説明します。
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スクリーン処理のためにファイル グループを定義する
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ファイル スクリーンを作成する
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ファイル スクリーンの例外を作成する
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ファイル スクリーン テンプレートを作成する
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ファイル スクリーン テンプレートのプロパティを編集する
注 | |
電子メール通知および特定のレポート機能を設定するには、最初にファイル サーバー リソース マネージャーの全般的なオプションを設定する必要があります。 |