静的にルーティングされたインターネット プロトコル バージョン 6 (IPv6) ネットワークは、ルーター間のルーティング情報の伝達に IPv6 用のルーティング プロトコルを使用しません。代わりに、ルーティング情報は、各ルーターの静的ルーティング テーブルに格納されます。IP ネットワーク上の任意の 2 エンドポイント間でトラフィックをやり取りできるように、各ルーターのルーティング テーブルに適切なルートが確実に格納されるようにする必要があります。
新しい静的ルートを作成するには |
RRAS MMC スナップインで [IPv6] を展開し、[静的ルート] を右クリックして [新しい静的ルート] をクリックします。
[IPv6 静的ルート] ダイアログ ボックスを使用して、ルートを構成します。
作成したルートを編集するには、該当するルートを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。[IPv6 静的ルート] ダイアログ ボックスを使用して、ルートを変更します。
現在定義されている静的ルートを表示するには |
RRAS MMC スナップインで [IPv6] を展開し、[静的ルート] をクリックします。
詳細ウィンドウに、現在定義されているルートに関する次の情報が表示されます。
- [宛先]: ルートのポイント先のネットワークまたはホストの IP アドレス。
- [プレフィックスの長さ]: ネットワーク アドレスを表すアドレスのビット数。通常、この値は 64 です。
- [ゲートウェイ]: 宛先に向かう次ホップの IP アドレス。
- [インターフェイス]: ゲートウェイに到達可能で、転送されたパケットが送信されるローカル ルーター上のインターフェイス。
- [メトリック]: ルートを使用するコストの単位。宛先まで到達可能なルートが複数存在する場合は、メトリックが最小のルートが選択されます。
- [宛先]: ルートのポイント先のネットワークまたはホストの IP アドレス。
その他の参照情報
- [IPv6]
静的ルーティングに関するページ (英語の可能性あり) (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=140617)