このタブでは、指定したインターフェイスでの IGMP ルーター モードの設定を構成できます。
注 | |
IGMP ルーター モードが [全般] タブで有効になっている場合のみ、このタブのコントロールを使用して設定を構成できます。 |
ダイアログ ボックスの要素 | 説明 |
---|---|
信頼性変数 |
信頼性変数は、このインターフェイスが接続されているサブネットでの、データの失われやすさを示す手段です。IGMP は、失われた IGMP パケットを回復できます (信頼性変数を 1 に設定)。信頼性変数には、2 以上の値を設定してください。既定の信頼性変数は、2 です。 |
クエリ間隔 (秒) |
クエリ間隔では、(ルーターがこのサブネットのクエリ送信元である場合) ルーターから送信される IGMP の一般のクエリ メッセージの間隔を秒単位で指定します。既定のクエリ間隔は、125 秒です。 |
クエリの応答間隔 (秒) |
クエリの応答間隔では、IGMP ルーターが一般のクエリ メッセージに対する応答の受信待ちをする最長時間を秒単位で指定します。既定のクエリの応答間隔は 10 秒間です。また、クエリ間隔よりも短い時間を指定することはできません。 |
最後のメンバーのクエリ間隔 (ミリ秒) |
最後のメンバーのクエリ間隔では、IGMP ルーターがグループ固有のクエリ メッセージに対する応答の受信待ちをする時間をミリ秒単位で指定します。また、最後のメンバーのクエリ間隔は、一連のグループ固有のクエリ メッセージ間の間隔を秒単位で表したものでもあります。既定の最後のメンバーのクエリ間隔は、1 秒です。 |
スタートアップのクエリ間隔 (秒) |
スタートアップのクエリ間隔では、スタートアップ時にクエリ送信元から送信される一連の一般クエリ メッセージ間の間隔を秒単位で指定します。既定のスタートアップのクエリ間隔は、クエリ間隔の 4 分の 1 です。 |
スタートアップのクエリ数 |
スタートアップのクエリ数は、スタートアップ時に送信される一般のクエリ メッセージの数です。 |
最後のメンバーのクエリ数 |
最後のメンバーのクエリ数は、このインターフェイス上でクエリの対象となるホスト グループのメンバーはないとルーターが見なす前に送信される、グループ固有のクエリ メッセージの数です。既定の最後のメンバーのクエリ数は、2 です。 |
既定値を自動的に計算し直す |
[スタートアップのクエリ間隔 (秒)]、[スタートアップのクエリ数]、および [最後のメンバーのクエリ数] の値を、次を基準に自動的に計算するかどうかを指定します。
|
グループ メンバーシップの間隔 (秒) |
計算されたグループ メンバーシップの間隔を表示します。グループ メンバーシップの間隔は、マルチキャスト ルーターが、サブネット上の任意のホスト グループのメンバーが他にないと判定する前に、経過する必要がある秒数です。グループ メンバーシップの間隔は、(信頼性変数) * (クエリ間隔) + (クエリの応答間隔) で求められます。 |
他のクエリの存在間隔 |
計算された他のクエリの存在間隔を表示します。他のクエリの存在間隔は、マルチキャスト ルーターが、クエリ送信元となるべきマルチキャスト ルーターが他にないと判定する前に、経過する必要がある秒数です。他のクエリの存在間隔は、(信頼性変数) * (クエリ間隔) + (クエリの応答間隔)/2 で求められます。 |