ネットワーク アドレス変換 (NAT) を使用すると、NAT 対応ルーターのパブリック インターフェイスに構成されている 1 つの IP アドレスを、プライベート サブネット上の複数のホストが共有できます。
RRAS MMC スナップインの [NAT] には、RRAS サーバー上の NAT を実行するように構成されたインターフェイスと、それらのインターフェイスを通過する変換済みネットワーク トラフィックに関する統計情報が表示されます。既定では、NAT をインストールしない限り、MMC スナップインの [IPv4] の下に [NAT] は表示されません。
注 | |
複数の IP ルーティング プロトコルを使用している場合は、インターフェイスごとにルーティング プロトコルを 1 つだけ構成してください。 |
NAT をインストールするには |
RRAS MMC スナップインで [IPv4] を展開し、[全般] を右クリックして [新しいルーティング プロトコル] をクリックします。
[新しいルーティング プロトコル] ダイアログ ボックスで、[NAT] を選択して [OK] をクリックします。
- サーバー全体の NAT 設定を構成するには、[NAT] を右クリックし、[プロパティ] をクリックして、[NAT のプロパティ] ページで該当する設定を構成します。
- インターフェイスに NAT 機能を追加するには、[NAT] を右クリックして [新しいインターフェイス] をクリックします。一覧からインターフェイスを選択し、[OK] をクリックします。NAT インターフェイスのプロパティ ページで設定を構成して、インターフェイスの NAT 役割を構成します。
- 既存の NAT インターフェイスの構成を変更するには、該当するインターフェイスを右クリックし、[プロパティ] をクリックして NAT インターフェイスのプロパティ ページを表示します。
その他の参照情報
- [IPv4]
ネットワーク アドレス変換 (NAT) に関するページ (英語の可能性あり) (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=140619)