URLScan は、Microsoft から配布されているユーティリティで、すべての着信 URL を監視し、処理前に特定の文字列を除去することができます。このユーティリティにより、Web サーバーの管理者は、特定の実行可能ファイルをブロックしたり、HTTP で到達できない非表示ディレクトリを作成したり、接続に制限を設定したりするなど、さまざまなことができます。これらの機能は、このバージョンの IIS にすべて含まれています。

メモ

IIS 6.0 の URLScan ツールを使用して、Urlscan.ini ファイルに式のライブラリを作成していた場合、これらの式を新しい IIS 7.0 XML 構成ファイルに移行して、これらの同じ式に対する HTTP 要求のフィルタリングを引き続き行うことができます。

これらの式を即座に移行できない場合、同じ Urlscan.ini ファイルをそのまま使用できます。このためには、この URLScan ツールを使用し続けることが必要ですが、UrlScan Version 2.5 のインストーラーは Windows Server® 2008 R2 上では機能しません。この問題を解決するためには、IIS 7.0 を実行するサーバーに Urlscan.dll と Urlscan.ini をコピーして、Urlscan.dll を IIS でのグローバル ISAPI フィルターとして設定します。

 手順参照
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要求フィルターの動作を確認します。

要求フィルタリングの概要

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HTTP 要求をフィルタリングするように IIS 7.0 を構成します。

要求フィルタリングを構成する

関連項目


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