[出力キャッシュの設定の編集] ダイアログ ボックスは、[出力キャッシュ] 機能全体に影響する設定を構成するときに使用します。これらの設定は、[出力キャッシュ] 機能ページで構成するすべての出力キャッシュ規則に適用されます。

UI 要素の一覧

要素名説明

[キャッシュを有効にする]

IIS 出力キャッシュを有効にします。キャッシュされた応答はユーザー モードで保存されます。

IIS 出力キャッシュは、ASP.NET 出力キャッシュと似ています。ただし、この IIS キャッシュは、ネイティブの出力キャッシュであり、ASP.NET のマネージ出力キャッシュよりもパフォーマンスが向上します。

[カーネル キャッシュを有効にする]

カーネル キャッシュを有効にします。これは、キャッシュされた応答をカーネル モードで保存します。ユーザー モードへの移行のないカーネル キャッシュから応答が返される場合、パフォーマンスは向上します。

[キャッシュする応答の最大サイズ (バイト)]

ユーザー モード キャッシュとカーネル モード キャッシュの両方について、キャッシュする応答の最大サイズを指定します。既定値は、262144 バイトです。このフィールドは、サーバー レベルでのみ有効です。他のすべてのレベルでは読み取り専用です。

[キャッシュ サイズの制限 (MB)]

ユーザー モード キャッシュとカーネル モード キャッシュの両方について、サイズの制限を構成します。サイズを MB 単位で入力するか、「0」を入力できます。0 の場合、IIS は利用可能な物理メモリと仮想メモリのどちらか少ない方の半分を使用します。このフィールドは、サーバー レベルでのみ有効です。他のすべてのレベルでは読み取り専用です。

関連項目


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