FTP の [ファイル名拡張子] は、FTP サービスがアクセスを許可または拒否するファイル名拡張子の一覧を定義するときに使用します。特定のファイル名拡張子を構成すると、Web サーバーの管理者は FTP サービスが許可または拒否するファイル名拡張子をカスタマイズできるようになり、サーバーのセキュリティを強化する目的で使用できます。たとえば、*.EXE および *.COM ファイルへのアクセスを拒否すると、インターネット クライアントが実行可能ファイルを Web サーバーにアップロードできないように設定できます。

[FTP 要求フィルター設定の編集] ダイアログ ボックスを使用すると、一覧にないファイル名拡張子を許可するかどうかを指定できます。一覧にないファイル名拡張子を許可しないことを指定し、FTP のファイル名拡張子機能を使用してサーバーで許可されるファイル名拡張子の一覧を手動で指定することによって、サーバーのファイルのアクセス制限を細かく調整できます。

UI 要素の一覧

次の表で、機能ページと [操作] ウィンドウで使用できる UI 要素について示します。

機能ページの要素

要素名説明

[ファイル拡張子]

FTP サービスがアクセスを許可または拒否するファイル名拡張子を表示します。

[許可]

ファイル名拡張子の状態を表示します。その値は、ファイル名拡張子が許可されている場合は [True]、ファイル名拡張子が拒否されている場合は [False] です。

操作ウィンドウの要素

要素名説明

[ファイル名拡張子の許可]

[ファイル名拡張子の許可] ダイアログ ボックスを開き、許可されるファイル名拡張子の一覧にファイル名拡張子を追加します。

[ファイル名拡張子の拒否]

[ファイル名拡張子の拒否] ダイアログ ボックスを開き、拒否されるファイル名拡張子の一覧にファイル名拡張子を追加します。

[削除]

一覧からファイル名拡張子、非表示セグメント、URL シーケンス、またはコマンドを削除します。

[機能設定の編集]

[FTP 要求フィルター設定の編集] ダイアログ ボックスを開き、全般のプロパティと FTP 要求の制限を構成します。

関連項目


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