[アプリケーション プール] 機能ページは、Web サーバー上のアプリケーション プールの一覧を管理するときに使用します。
機能ページで各列の見出しのいずれかをクリックすると一覧を並べ替えることができます。また、[グループ化] ボックスから値を選択すると、類似した項目がグループ化されます。一覧の検索は、[フィルター] ボックスで検索条件を入力し、[検索] リストを展開して検索するフィールドを選択したら、[検索] をクリックするか Enter キーを押して実行します。[すべて表示] はフィルター条件を削除するときにクリックします。
UI 要素の一覧
次の表で、機能ページと [操作] ウィンドウで使用できる UI 要素について説明します。
機能ページの要素
| 要素名 | 説明 |
|---|---|
[名前] | 各アプリケーション プールの名前が表示されます。 |
[状態] | アプリケーション プールが起動しているかどうかを示します。 |
[.NET Framework バージョン] | アプリケーション プールに使用する .NET Framework のバージョンが表示されます。アプリケーション プールが .NET Framework を使用しないように構成されている場合、この値は [マネージ コードなし] になります。 |
[マネージ パイプライン モード] | アプリケーション プールに使用する要求処理モードが表示されます。 有効値は [統合] または [クラシック] です。この値が [統合] であれば、IIS がアプリケーション プール内で要求を処理する際に、IIS と ASP.NET の要求処理統合パイプラインが使用されます。この値が [クラシック] であれば、IIS がアプリケーション プール内で要求を処理する際に、IIS と ASP.NET の別々の要求処理統合パイプラインが使用されます。 |
[ID] | アプリケーション プールで使用する ID が表示されます。有効値は、Network Service、Local Service、Local System、またはカスタム ID として指定されたユーザー アカウントの名前です。 |
[アプリケーション] | アプリケーション プール内にあるアプリケーションの数が表示されます。 |
[操作] ウィンドウの要素
| 要素名 | 説明 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
[アプリケーション プールの追加] | アプリケーション プールを Web サーバーに追加できる [アプリケーション プールの追加] ダイアログ ボックスを開きます。 | ||||
[アプリケーション プールの既定値の設定] | Web サーバーに追加するすべてのアプリケーション プールに適用する既定値を設定できる [アプリケーション プールの既定値] ダイアログ ボックスを開きます。 | ||||
[開始] | 選択されたアプリケーション プールを開始します。 | ||||
[停止] | 選択されたアプリケーション プールを停止します。この操作を実行すると、Windows プロセス アクティブ化サービス (WAS) によって、アプリケーション プールを提供しているすべての実行中のワーカー プロセスがシャット ダウンされます。管理者は停止したアプリケーション プールを再起動する必要があります。アプリケーション プールを再起動しないと、アプリケーション プール内のアプリケーションに対する要求で、HTTP 503 の "サービスを使用できません" エラーが受信されます。 | ||||
[リサイクル] | 選択されたアプリケーション プールを停止して再起動します。アプリケーション プールを再起動すると、そのアプリケーション プールは再起動が完了するまで一時的に利用できなくなります。 | ||||
[基本設定] | アプリケーション プールが作成されたときに、指定された設定を編集できる [アプリケーション プールの編集] ダイアログ ボックスを開きます。この操作は、機能ページの一覧から項目が選択されている場合にのみ実行できます。 | ||||
[リサイクル] | アプリケーション プールをリサイクルする条件を指定したり、リサイクル イベントのログを記録する方法を構成したりできる [アプリケーション プールのリサイクル設定の編集] ウィザードを開きます。 | ||||
[詳細設定] | 選択されたアプリケーション プールの詳細設定を構成できる [詳細設定] ダイアログ ボックスを開きます。 | ||||
[名前の変更] | 選択されたアプリケーション プールの [名前] フィールドを有効にして、アプリケーション プールの名前を変更できるようにします。 | ||||
[削除] | 機能ページの一覧から選択された項目を削除します。
| ||||
[アプリケーションの表示] | 選択されたアプリケーション プールに属するアプリケーションを表示できる [アプリケーション] 機能ページを開きます。 |
