[FTP ログ] 機能ページは、サーバーまたはサイト レベルでのログ機能、およびログ設定を構成するときに使用します。

UI 要素の一覧

次の表で、機能ページと [操作] ウィンドウで使用できる UI 要素について示します。

機能ページの要素

要素名 説明

[ログ ファイル作成単位]

FTP サーバー全体に対して 1 つのログ ファイルを使用するのか、サイトごとに個別のログ ファイルを使用するのかを指定します。使用できるオプションは、次のとおりです。

[サーバー]: FTP サーバー全体に対して 1 つのログ ファイルを使用することを指定します。

[サイト]: FTP サイトごとに個別のログ ファイルを使用することを指定します。

サーバーで 1 つのログ ファイルを使用するのは、ログ解析ユーティリティを使用している場合は便利です。ただし、作成するログ ファイルが大きくなり、サーバー全体のパフォーマンスに影響を与える可能性もあります。

[W3C フィールドの選択]

[ログに記録する情報] ダイアログ ボックスが表示されます。

このバージョンの FTP サーバーでサポートされているのは W3C 拡張ログ ファイル形式のみです。

[ディレクトリ]

ログ ファイルを格納するベース フォルダーを指定します。

サイトごとに個別のログ ファイルを使用している場合、ベース フォルダーはサービス名とサイトの一意の ID が付いたものになります。これらの識別子は、たとえば FTPSVC1 や FTPSVC2 のようになります。

[エンコード]

ログ ファイルのファイル エンコード方式を指定します。使用できるオプションは、次のとおりです。

[UTF8]: シングルバイトおよびマルチバイトの文字を同一の文字列に混在させることができます。

[ANSI]: 1 つの文字列でシングルバイト文字だけを使用できます。

UTF8 エンコード方式のログ ファイルを使用すると、英語以外の言語でテキストベースのエントリを読み取ることができます。また、FTP サーバーで、サーバーの既定のコード ページによってサポートされていない言語で URL を処理する場合、ログ内容に対して UTF-8 エンコード方式を有効にする必要があります。

[スケジュール]

一定の時間間隔でログ ファイルを作成するように指定します。使用できるオプションは、次のとおりです。

  • [毎時間]: 1 時間ごとに新しいログ ファイルを作成します。

  • [毎日]: 1 日ごとに新しいログ ファイルを作成します。

  • [毎週]: 1 週間ごとに新しいログ ファイルを作成します。

  • [毎月]: 1 か月ごとに新しいログ ファイルを作成します。

[ファイルの最大サイズ (バイト)]

ファイル サイズが、[ファイルの最大サイズ] ボックスに入力されているサイズを超えた場合に新しいログ ファイルを作成するかどうかを指定します。

[新しいログ ファイルを作成しない]

新しいログ ファイルを作成せずに現在のログ ファイルを使用することを指定します。このオプションを選択すると、現在のログ ファイルのサイズは無制限に設定されます。

サイトで 1 つのログ ファイルを使用するのは、ログ解析ユーティリティを使用している場合は便利です。ただし、作成するログ ファイルが大きくなり、サーバー全体のパフォーマンスに影響を与える可能性もあります。

[ファイル名およびロールオーバーに地域設定を使用する]

世界協定時刻 (UTC) の代わりに、ローカル タイム ゾーンに基づいてログ ファイルをローテーションする ([スケジュール] オプションを使用している場合) ことを指定します。既定ではログ ファイルのロールオーバーは、ローカル タイム ゾーンの午前 0 時ではなく、UTC の午前 0 時に行われます。

操作ウィンドウの要素

要素名 説明

[適用]

機能ページで行った変更を保存します。

[キャンセル]

機能ページで行った変更をキャンセルします。

[無効にする]

機能を無効にします。

[ログの表示]

ログ ファイル ディレクトリを開きます。


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