[ISAPI フィルター] 機能ページは、IIS で提供される機能を変更または拡張する .dll ファイルの一覧を管理するときに使用します。たとえば、ISAPI フィルターでは、URL にどのファイルをマップするかを制御したり、サーバーから送信される応答を変更したりすることによって、サーバーの動作を変更できます。

ISAPI フィルターと拡張は、新しい IIS モジュール API に切り替わります。IIS モジュール API の詳細については、ネイティブコード HTTP モジュールに関するページ (英語の可能性あり) を参照してください。

機能ページで各列の見出しのいずれかをクリックすると一覧を並べ替えることができます。また、[グループ化] ボックスから値を選択すると、類似した項目がグループ化されます。

UI 要素の一覧

次の表で、機能ページと [操作] ウィンドウで使用できる UI 要素について説明します。

機能ページの要素

要素名説明

[名前]

ISAPI フィルターの名前が表示されます。

[実行可能ファイル]

%SystemDrive%\Windows\Microsoft.NET\Framework\v2.0.50727\aspnet_filter.dll のように、ISAPI フィルターの .dll ファイルのパスが表示されます。

[エントリの種類]

ローカルの項目か継承された項目かが表示されます。ローカルの項目は現在の構成ファイルから読み取られ、継承された項目は上位の構成ファイルから読み取られます。

[操作] ウィンドウの要素

要素名説明

[追加]

ISAPI フィルターを追加できる [ISAPI フィルターの追加] ダイアログ ボックスを開きます。

[編集]

ISAPI フィルターを編集できる [ISAPI フィルターの編集] ダイアログ ボックスを開きます。

[名前の変更]

選択した ISAPI フィルターの [名前] フィールドを有効にして、フィルターの名前を変更できるようにします。

[削除]

機能ページの一覧から選択された項目を削除します。

サーバー レベルで ISAPI フィルターを削除する場合は、その削除を有効にするのに WWW サービス (W3SVC) を再起動する必要があります。

[継承元に戻す]

上位の構成から設定を継承する機能を元に戻します。この操作では、この機能の一覧の項目を含むローカル構成設定が削除されます。この操作はサーバー レベルでは実行できません。

[順序指定された一覧の表示]

一覧が構成順に表示されます。順序指定された形式を選択すると、一覧で実行できる操作は項目の上下方向への移動だけになります。[操作] ウィンドウ内の他の操作は、順序指定されていない一覧形式を選択するまで表示されません。

[上に移動]

選択された項目を一覧内の上方向に移動します。この操作は、順序指定された一覧形式で項目を表示しているときにのみ実行できます。

一覧内の項目の順序が下位レベルで並べ替えられると、それ以降は下位の設定が上位レベルの設定 (上位レベルの一覧に追加または一覧から削除された項目を含む) を継承しなくなります。上位レベルからの設定を継承する場合は、[操作] ウィンドウで [継承元に戻す] 操作を使用して、下位レベルでのすべての変更を元に戻す必要があります。

[下に移動]

選択された項目を一覧内の下方向に移動します。この操作は、順序指定された一覧形式で項目を表示しているときにのみ実行できます。

一覧内の項目の順序が下位レベルで並べ替えられると、それ以降は下位の設定が上位レベルの設定 (上位レベルの一覧に追加または一覧から削除された項目を含む) を継承しなくなります。上位レベルからの設定を継承する場合は、[操作] ウィンドウで [継承元に戻す] 操作を使用して、下位レベルでのすべての変更を元に戻す必要があります。

[順序指定されていない一覧の表示]

一覧が順序指定されていない形式で表示されます。順序指定されていない形式を選択すると、一覧内で並べ替えたり、項目をグループ化したり、[操作] ウィンドウ内の操作を実行したりできます。

関連項目


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