[共通 HTTP 応答ヘッダーの設定] ダイアログ ボックスは、HTTP Keep-Alive を有効にしたり、Web コンテンツの有効期限を指定したりするようにヘッダーを構成するときに使用します。

UI 要素の一覧

要素名説明

[HTTP Keep-Alive を有効にする]

同じサーバーに対する複数の要求において、クライアントとサーバー間の接続を開いたままにする場合に、このオプションを選択します。1 つのクライアントが Web ページのコンテンツに対して複数の要求を行う場合に、接続を開いたままにしておくと、各要求ごとにコンテンツがサーバーからより早く返されます。

統合セキュリティを使用する場合、または統合 Windows 認証などの接続ベースの認証サービスを使用する場合は、HTTP Keep-Alive は必ず有効にしておく必要があります。

[期限切れの Web コンテンツ]

Web コンテンツの有効期限を構成する場合に、このオプションを選択します。Web サーバーは、クライアント ブラウザーにこのヘッダー値を HTML ファイル ヘッダーに含めて返します。ブラウザーは、この値と現在の日付とを比較して、クライアント コンピューターにキャッシュされているページを表示するか、更新されたページをサーバーに要求するかを判断します。

次のオプションのいずれかを選択して、コンテンツの有効期限を指定します。

  • [即時]: コンテンツが提供された直後にコンテンツの有効期限が切れます。キャッシュできない機密情報が含まれるコンテンツ、または頻繁に更新されるコンテンツには、この設定が適しています。

  • [失効までの期間]: コンテンツの有効期限が切れるまでの時間を設定します。この設定は、毎日、または毎週という間隔で定期的に更新されるコンテンツに適しています。対応するボックスに値を入力し、一覧から [秒間]、[分間]、[時間]、[日間] のいずれかを選択します。

  • [有効期限 (世界協定時刻 (UTC))]: コンテンツの有効期限が切れる正確な日時を設定します。この設定は、頻繁に変更されないコンテンツに適しています。

関連項目


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