コマンドレットは、Windows PowerShell のオブジェクトを操作する単機能のコマンドです。コマンドレットは、名前の形式で識別できます。つまり、Get-Help、Get-Process、Start-Service のように、動詞と名詞をダッシュ (-) で連結した形式になっています。

従来のシェルのコマンドは実行可能プログラムで、非常に単純なもの (たとえば attrib.exe) から非常に複雑なもの (たとえば netsh.exe) まで多岐にわたっていました。

Windows PowerShell では、ほとんどのコマンドレットは非常に単純です。コマンドレットは、他のコマンドレットと組み合わせて使用するように設計されています。たとえば、"get" コマンドレットはデータを取得するだけであり、"set" コマンドレットはデータを設定または変更するだけです。また、"format" コマンドレットはデータを書式設定するだけであり、"out" コマンドレットは出力を指定された出力先に送信するだけです。

それぞれのコマンドレットには、ヘルプ ファイルが用意されています。このヘルプ ファイルにアクセスするには、次のように入力します。

get-help <cmdlet-name> -detailed

コマンドレットのヘルプ ファイルの詳細表示には、コマンドレットの説明、コマンド構文、パラメーターの説明、およびコマンドレットの使い方を示す例が含まれています。




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