リモート コンピューターとの対話型のセッションを終了します。

構文

Exit-PSSession [<CommonParameters>]

説明

Exit-PSSession コマンドレットは、Enter-PSSession を使用して開始した対話型のセッションを終了します。

Exit キーワードを使用して対話型のセッションを終了することもできます。結果は Exit-PSSession を使用した場合と同じです。

パラメーター

<CommonParameters>

このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: -Verbose、-Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-OutBuffer、および -OutVariable。Ô”¼š¤Ë¤Ä¤¤¤Æ¤Ï¡¢次を参照してください: about_Commonparameters.

入力と出力

入力値の型は、コマンドレットへのパイプが可能なオブジェクトの型です。戻り値の型は、コマンドレットによって返されるオブジェクトの型です。

入力

None

パイプを使用してオブジェクトを Exit-PSSession に渡すことはできません。

出力

None

このコマンドレットによる戻り値はありません。

このコマンドレットは共通パラメーターのみを取得します。

例 1

C:\PS>Enter-PSSession -computername Server01

Server01\PS> Exit-PSSession

C:\PS>

説明
-----------
これらのコマンドは、Server01 リモート コンピューターとの対話型のセッションを開始し、その後終了します。






例 2

C:\PS>$s = new-pssession -computername Server01

C:\PS> Enter-PSSession -session $s

Server01\PS> Exit-PSSession

C:\PS> $s

Id Name            ComputerName    State    ConfigurationName
-- ----            ------------    -----    -----------------
1  Session1        Server01        Opened   Microsoft.PowerShell

説明
-----------
これらのコマンドは、Windows PowerShell セッション (PSSession) を使用する Server01 コンピューターとの対話型のセッションを開始および終了します。

対話型のセッションは Windows PowerShell セッション (PSSession) を使用して開始されたため、対話型のセッションが終了しても PSSession は引き続き使用できます。ComputerName パラメーターを使用すると、Enter-PSSession は対話型のセッションが終了すると閉じる一時セッションを作成します。

最初のコマンドは、New-PSSession コマンドレットを使用して Server01 コンピューターで PSSession セッションを作成します。このコマンドは PSSession を $s 変数に保存します。

2 番目のコマンドは、Enter-PSSession コマンドレットを使用して、$s の PSSession を使用した対話型のセッションを開始します。

3 番目のコマンドは、Exit-PSSession コマンドレットを使用して対話型のセッションを終了します。

最後のコマンドは、$s 変数の PSSession を表示します。State プロパティは、PSSession が開いたままで利用可能であることを示します。






例 3

C:\PS>Enter-PSSession -computername Server01

Server01\PS> exit

C:\PS>

説明
-----------
このコマンドは、Exit キーワードを使用して、Enter-PSSession コマンドレットによって開始された対話型のセッションを終了します。Exit キーワードには、Exit-PSSession を使用した場合と同じ効力があります。






関連項目




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