Windows Management Instrumentation (WMI) クラスのインスタンスまたは使用可能なクラスに関する情報を取得します。
構文
Get-WmiObject [-Authority <string>] [-Amended] [-AsJob] [-Authentication {<Default> | <None> | <Connect> | <Call> | <Packet> | <PacketIntegrity> | <PacketPrivacy> | <Unchanged>}] [-ComputerName <string[]>] [-Credential <PSCredential>] [-EnableAllPrivileges] [-Impersonation {<Default> | <Anonymous> | <Identify> | <Impersonate> | <Delegate>}] [-Locale <string>] [-Namespace <string>] [-ThrottleLimit <int>] [<CommonParameters>] Get-WmiObject [[-Class] <string>] [-Authority <string>] [-List] [-Recurse] [-Amended] [-AsJob] [-Authentication {<Default> | <None> | <Connect> | <Call> | <Packet> | <PacketIntegrity> | <PacketPrivacy> | <Unchanged>}] [-ComputerName <string[]>] [-Credential <PSCredential>] [-EnableAllPrivileges] [-Impersonation {<Default> | <Anonymous> | <Identify> | <Impersonate> | <Delegate>}] [-Locale <string>] [-Namespace <string>] [-ThrottleLimit <int>] [<CommonParameters>] Get-WmiObject [-Authority <string>] [-Amended] [-AsJob] [-Authentication {<Default> | <None> | <Connect> | <Call> | <Packet> | <PacketIntegrity> | <PacketPrivacy> | <Unchanged>}] [-ComputerName <string[]>] [-Credential <PSCredential>] [-EnableAllPrivileges] [-Impersonation {<Default> | <Anonymous> | <Identify> | <Impersonate> | <Delegate>}] [-Locale <string>] [-Namespace <string>] [-ThrottleLimit <int>] [<CommonParameters>] Get-WmiObject [-Class] <string> [[-Property] <string[]>] [-Authority <string>] [-DirectRead] [-Filter <string>] [-Amended] [-AsJob] [-Authentication {<Default> | <None> | <Connect> | <Call> | <Packet> | <PacketIntegrity> | <PacketPrivacy> | <Unchanged>}] [-ComputerName <string[]>] [-Credential <PSCredential>] [-EnableAllPrivileges] [-Impersonation {<Default> | <Anonymous> | <Identify> | <Impersonate> | <Delegate>}] [-Locale <string>] [-Namespace <string>] [-ThrottleLimit <int>] [<CommonParameters>] Get-WmiObject -Query <string> [-Authority <string>] [-DirectRead] [-Amended] [-AsJob] [-Authentication {<Default> | <None> | <Connect> | <Call> | <Packet> | <PacketIntegrity> | <PacketPrivacy> | <Unchanged>}] [-ComputerName <string[]>] [-Credential <PSCredential>] [-EnableAllPrivileges] [-Impersonation {<Default> | <Anonymous> | <Identify> | <Impersonate> | <Delegate>}] [-Locale <string>] [-Namespace <string>] [-ThrottleLimit <int>] [<CommonParameters>]
説明
Get-WmiObject コマンドレットは、WMI クラスのインスタンスまたは使用可能な WMI クラスに関する情報を取得します。ComputerName パラメーターを使用することで、いつでもリモート コンピューターを指定することができます。List パラメーターを指定すると、このコマンドレットで指定した名前空間内にある WMI クラスに関する情報を取得できます。Query パラメーターを指定すると、WMI クエリ言語 (WQL) ステートメントが実行されます。
Get-WmiObject コマンドレットは、リモート操作の実行に Windows PowerShell リモート処理インフラストラクチャを使用しません。Get-WmiObject コマンドレットの ComputerName パラメーターは、コンピューターが Windows PowerShell リモート処理の要件を満たしていない場合や、コンピューターが Windows PowerShell のリモート処理用に構成されていない場合でも使用できます。
パラメーター
-Amended
変更された情報を WMI から返されるオブジェクトに含めるかどうかを指定する値を取得または設定します。通常、変更された情報は、オブジェクトやプロパティの説明など、WMI オブジェクトに付属するローカライズ可能な情報です。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-AsJob
バックグラウンド ジョブとしてコマンドを実行します。完了に時間のかかるコマンドを実行するには、このパラメーターを使用します。
AsJob パラメーターを使用すると、バックグラウンド ジョブを表すオブジェクトが返され、その後コマンド プロンプトが表示されます。ジョブが完了しても、引き続きセッションで作業できます。Get-WmiObject がリモート コンピューターに対して使用された場合、ジョブはローカル コンピューターで作成され、リモート コンピューターでの結果は自動的にローカル コンピューターに返されます。ジョブを管理するには、Job という名詞を含むコマンドレット (Job コマンドレット) を使用します。ジョブの結果を取得するには、Receive-Job コマンドレットを使用します。
注: このパラメーターをリモート コンピューターで使用するには、ローカル コンピューターおよびリモート コンピューターをリモート処理用に構成する必要があります。さらに、Windows Vista 以降のバージョンの Windows では、[管理者として実行] を使用して Windows PowerShell を起動する必要があります。詳細については、「about_Remote_Requirements」を参照してください。
Windows PowerShell のバックグラウンド ジョブの詳細については、「about_Jobs」および「about_Remote_Jobs」を参照してください。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-Authentication <AuthenticationLevel>
WMI 接続に使用する認証レベルを指定します。有効な値は次のとおりです。
-1: Unchanged
0: Default
1: None (認証は行われません)
2: Connect (認証は、クライアントとアプリケーションの関係が確立されるときのみ実行されます)
3: Call (認証は、アプリケーションが要求を受信するときに各呼び出しの始めにだけ実行されます)
4: Packet (認証はクライアントから受信されるすべてのデータで実行されます)
5: PacketIntegrity (クライアントとアプリケーション間で転送されるすべてのデータが認証され、確認されます)
6: PacketPrivacy (他の認証レベルのプロパティが使用され、すべてのデータが暗号化されます)
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-Authority <string>
WMI 接続の認証に使用する機関を指定します。標準の NTLM 認証または Kerberos 認証を指定できます。NTLM を使用するには、認証設定に "ntlmdomain:<DomainName>" と指定します。<DomainName> には、有効な NTLM ドメイン名を指定します。Kerberos を使用するには、"kerberos:<DomainName>\<ServerName>" と指定します。ローカル コンピューターへの接続時に認証設定を指定することもできます。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-Class <string>
WMI クラスの名前を指定します。このパラメーターを使用指定した場合は、WMI クラスのインスタンスが返されます。
必須 |
false |
位置 |
2 |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-ComputerName <string[]>
管理操作の実行対象のコンピューターを指定します。値には、完全修飾ドメイン名、NetBIOS 名、または IP アドレスを指定できます。ローカル コンピューター名、localhost、またはドット (.) を使用して、ローカル コンピューターを指定します。既定値はローカル コンピューターです。リモート コンピューターがユーザーとは異なるドメインにある場合、完全修飾ドメイン名を使用する必要があります。このパラメーターはコマンドレットにもパイプできます。
このパラメーターは、WS-Management を使用する Windows PowerShell リモート処理に依存しません。コンピューターが WS-Management リモート コマンドを実行するように構成されていない場合でも、Get-WmiObject の ComputerName パラメーターを使用できます。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-Credential <PSCredential>
この処理を実行するアクセス許可を持つユーザー アカウントを指定します。既定値は現在のユーザーです。"User01"、"Domain01\User01"、"User@Contoso.com" などユーザー名を入力します。または、Get-Credential コマンドレットで返されるような PSCredential オブジェクトを入力します。ユーザー名を入力すると、パスワードの入力を促すメッセージが表示されます。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-DirectRead
基底クラスまたは派生クラスに関係なく、指定したクラスには WMI プロバイダーへの直接アクセスが必要かどうかを指定します。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-EnableAllPrivileges
コマンドが WMI 呼び出しを実行する前に、現在のユーザーのすべての特権が有効になります。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-Filter <string>
フィルターとして使用する WHERE 句を指定します。WMI クエリ言語 (WQL) の構文を使用します。
重要: パラメーターの値には WHERE キーワードを含めないでください。たとえば、次のコマンドは、WHERE キーワードを使用しないで、デバイス ID が "c:" の論理ディスクと名前が "WinRM" のサービスのみを返します。
get-WmiObject Win32_LogicalDisk -filter "DeviceID = 'c:' "
get-wmiobject win32_service -filter "name='WinRM'"
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-Impersonation <ImpersonationLevel>
使用する偽装レベルを指定します。有効な値は次のとおりです。
0: Default (既定の偽装レベルのローカル レジストリを読み取ります。通常は "3: Impersonate" に設定されます)
1: Anonymous (呼び出し元の資格情報は非表示になります)
2: Identify (オブジェクトによる呼び出し元の資格情報のクエリが許可されます)
3: Impersonate (オブジェクトによる呼び出し元の資格情報の使用が許可されます)
4: Delegate (オブジェクトが呼び出し元の資格情報の使用を他のオブジェクトに許可できるようにします)
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-List
Namespace パラメーターで指定した、WMI リポジトリ名前空間にある WMI クラスの名前を取得して表示するかどうかを指定します。このコマンドレットは、既定の名前空間を決定する際に、レジストリ キー HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WBEM\Scripting に格納されている Default Namespace レジストリ エントリを使用しません。List パラメーターを指定し、Namespace パラメーターを指定しないと、既定では root\CIMV2 名前空間が使用されます。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-Locale <string>
WMI オブジェクトの優先ロケールを指定します。Locale パラメーターの値は、MS_<LCID> 形式の配列で、優先順に指定します。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-Namespace <string>
Class パラメーターと共に使用する場合、このパラメーターは、参照先の WMI クラスがある WMI リポジトリ名前空間を指定します。List パラメーターと共に使用する場合は、WMI クラス情報を収集する名前空間を指定します。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-Property <string[]>
取得する WMI クラス プロパティを 1 つ以上指定します。
必須 |
false |
位置 |
2 |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-Query <string>
実行する WMI クエリ言語 (WQL) のステートメントを指定します。このパラメーターでは、イベント クエリはサポートされていません。
必須 |
true |
位置 |
named |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-Recurse
Class パラメーターで指定されたクラス名を現在の名前空間および他のすべての名前空間で検索します。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-ThrottleLimit <int>
同時に実行できる WMI 操作の数のスロットル値をユーザーが指定できるようにします。このパラメーターは、AsJob パラメーターと共に使用します。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
<CommonParameters>
このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: -Verbose、-Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-OutBuffer、および -OutVariable。Ô”¼š¤Ë¤Ä¤¤¤Æ¤Ï¡¢次を参照してください: about_Commonparameters.
入力と出力
入力値の型は、コマンドレットへのパイプが可能なオブジェクトの型です。戻り値の型は、コマンドレットによって返されるオブジェクトの型です。
入力 |
なし パイプを使用して入力を Get-WmiObject に渡すことはできません。 |
出力 |
PSObject または System.Management.Automation.RemotingJob AsJob パラメーターを使用すると、コマンドレットはジョブ オブジェクトを返します。それ以外の場合、Get-WmiObject から返されるオブジェクトは、Class パラメーターの値によって変わります。 |
注
リモート コンピューターの WMI 情報にアクセスするには、リモート コンピューターのローカル管理者グループに属しているアカウントでこのコマンドレットを実行する必要があります。また、リモート リポジトリの WMI 名前空間に対する既定のアクセス制御を変更して、他のアカウントにアクセス権を許可する方法もあります。
既定では、WMI クラスの一部のプロパティのみが表示されます。各 WMI クラスで表示されるプロパティのセットは、構成ファイル Types.ps1xml で指定します。このヘルプ トピックに含まれている例の 1 つで、Format-List コマンドレットを使用してこの動作を変更する方法を示します。
例 1
C:\PS>get-wmiobject win32_process __GENUS : 2 __CLASS : Win32_Process __SUPERCLASS : CIM_Process __DYNASTY : CIM_ManagedSystemElement __RELPATH : Win32_Process.Handle="0" __PROPERTY_COUNT : 45 __DERIVATION : {CIM_Process, CIM_LogicalElement, CIM_ManagedSystemElement} __SERVER : SYSTEM01 __NAMESPACE : root\cimv2 __PATH : \\SYSTEM01\root\cimv2:Win32_Process.Handle="0" Caption : System Idle Process CommandLine : CreationClassName : Win32_Process CreationDate : CSCreationClassName : Win32_ComputerSystem CSName : SYSTEM01 Description : System Idle Process ExecutablePath : ExecutionState : Handle : 0 HandleCount : 0 InstallDate : KernelModeTime : 6138394740432 MaximumWorkingSetSize : MinimumWorkingSetSize : Name : System Idle Process OSCreationClassName : Win32_OperatingSystem OSName : Microsoftr Windows VistaT Ultimate |C:\Windows|\Device\Harddisk0\Partition3 OtherOperationCount : 0 OtherTransferCount : 0 PageFaults : 0 PageFileUsage : 0 ParentProcessId : 0 PeakPageFileUsage : 0 PeakVirtualSize : 0 PeakWorkingSetSize : 0 Priority : 0 PrivatePageCount : 0 ProcessId : 0 QuotaNonPagedPoolUsage : 0 QuotaPagedPoolUsage : 0 QuotaPeakNonPagedPoolUsage : 0 QuotaPeakPagedPoolUsage : 0 ReadOperationCount : 0 ReadTransferCount : 0 SessionId : 0 Status : TerminationDate : ThreadCount : 2 UserModeTime : 0 VirtualSize : 0 WindowsVersion : 6.0.6001 WorkingSetSize : 24576 WriteOperationCount : 0 WriteTransferCount : 0 ProcessName : System Idle Process Handles : 0 VM : 0 WS : 24576 Path : ... 説明 ----------- このコマンドを実行すると、コンピューターで実行中のすべてのプロセスに関する情報が表示されます。
例 2
C:\PS>get-wmiobject win32_service -computername 127.0.0.1 __GENUS : 2 __CLASS : Win32_Process __SUPERCLASS : CIM_Process __DYNASTY : CIM_ManagedSystemElement __RELPATH : Win32_Process.Handle="0" __PROPERTY_COUNT : 45 __DERIVATION : {CIM_Process, CIM_LogicalElement, CIM_ManagedSystemElement} __SERVER : SYSTEM02 __NAMESPACE : root\cimv2 __PATH : \\SYSTEM02\root\cimv2:Win32_Process.Handle="0" Caption : System Idle Process CommandLine : CreationClassName : Win32_Process CreationDate : CSCreationClassName : Win32_ComputerSystem CSName : SYSTEM02 Description : System Idle Process ExecutablePath : ExecutionState : Handle : 0 HandleCount : 0 InstallDate : KernelModeTime : 6138394740432 MaximumWorkingSetSize : MinimumWorkingSetSize : Name : System Idle Process OSCreationClassName : Win32_OperatingSystem OSName : Microsoftr Windows VistaT Ultimate |C:\Windows|\Device\Harddisk0\Partition3 OtherOperationCount : 0 OtherTransferCount : 0 PageFaults : 0 PageFileUsage : 0 ParentProcessId : 0 PeakPageFileUsage : 0 PeakVirtualSize : 0 PeakWorkingSetSize : 0 Priority : 0 PrivatePageCount : 0 ProcessId : 0 QuotaNonPagedPoolUsage : 0 QuotaPagedPoolUsage : 0 QuotaPeakNonPagedPoolUsage : 0 QuotaPeakPagedPoolUsage : 0 ReadOperationCount : 0 ReadTransferCount : 0 SessionId : 0 Status : TerminationDate : ThreadCount : 2 UserModeTime : 0 VirtualSize : 0 WindowsVersion : 6.0.6001 WorkingSetSize : 24576 WriteOperationCount : 0 WriteTransferCount : 0 ProcessName : System Idle Process Handles : 0 VM : 0 WS : 24576 Path : ... 説明 ----------- このコマンドを実行すると、リモート コンピューター上のサービスに関する情報が表示されます。情報は、インターネット プロトコル (IP) アドレス 127.0.0.1 を指定することで表示されます。この IP アドレスをネットワーク上の有効な IP アドレスに変更して、そのリモート コンピューター上のサービスに関する情報を表示することができます。既定では、コマンドを実行するアカウントが、指定したリモート コンピューターのローカル管理者グループに属している必要があります。
例 3
C:\PS>get-wmiobject -namespace "root/default" -list NameSpace: ROOT\default Name Methods Properties ---- ------- ---------- __NotifyStatus {} {StatusCode} __ExtendedStatus {} {Description, Operation, ParameterInfo, ProviderName...} __SecurityRelatedClass {} {} __Trustee {} {Domain, Name, SID, SidLength...} __NTLMUser9X {} {Authority, Flags, Mask, Name...} __ACE {} {AccessMask, AceFlags, AceType, GuidInheritedObjectType...} __SecurityDescriptor {} {ControlFlags, DACL, Group, Owner...} __PARAMETERS {} {} __SystemClass {} {} __ProviderRegistration {} {provider} __EventProviderRegistration {} {EventQueryList, provider} __ObjectProviderRegistration {} {InteractionType, provider, QuerySupportLevels, SupportsBat... __ClassProviderRegistration {} {CacheRefreshInterval, InteractionType, PerUserSchema, prov... __InstanceProviderRegistration {} {InteractionType, provider, QuerySupportLevels, SupportsBat... __MethodProviderRegistration {} {provider} __PropertyProviderRegistration {} {provider, SupportsGet, SupportsPut} __EventConsumerProviderRegistration {} {ConsumerClassNames, provider} __thisNAMESPACE {} {SECURITY_DESCRIPTOR} __NAMESPACE {} {Name} __IndicationRelated {} {} __FilterToConsumerBinding {} {Consumer, CreatorSID, DeliverSynchronously, DeliveryQoS...} __EventConsumer {} {CreatorSID, MachineName, MaximumQueueSize} LogFileEventConsumer {} {CreatorSID, Filename, IsUnicode, MachineName...} ActiveScriptEventConsumer {} {CreatorSID, KillTimeout, MachineName, MaximumQueueSize...} NTEventLogEventConsumer {} {Category, CreatorSID, EventID, EventType...} SMTPEventConsumer {} {BccLine, CcLine, CreatorSID, FromLine...} CommandLineEventConsumer {} {CommandLineTemplate, CreateNewConsole, CreateNewProcessGro... __AggregateEvent {} {NumberOfEvents, Representative} __TimerNextFiring {} {NextEvent64BitTime, TimerId} __EventFilter {} {CreatorSID, EventAccess, EventNamespace, Name...} __Event {} {SECURITY_DESCRIPTOR, TIME_CREATED} __NamespaceOperationEvent {} {SECURITY_DESCRIPTOR, TargetNamespace, TIME_CREATED} __NamespaceModificationEvent {} {PreviousNamespace, SECURITY_DESCRIPTOR, TargetNamespace, T... __NamespaceDeletionEvent {} {SECURITY_DESCRIPTOR, TargetNamespace, TIME_CREATED} __NamespaceCreationEvent {} {SECURITY_DESCRIPTOR, TargetNamespace, TIME_CREATED} __ClassOperationEvent {} {SECURITY_DESCRIPTOR, TargetClass, TIME_CREATED} __ClassDeletionEvent {} {SECURITY_DESCRIPTOR, TargetClass, TIME_CREATED} __ClassModificationEvent {} {PreviousClass, SECURITY_DESCRIPTOR, TargetClass, TIME_CREA... __ClassCreationEvent {} {SECURITY_DESCRIPTOR, TargetClass, TIME_CREATED} __InstanceOperationEvent {} {SECURITY_DESCRIPTOR, TargetInstance, TIME_CREATED} __InstanceCreationEvent {} {SECURITY_DESCRIPTOR, TargetInstance, TIME_CREATED} ... 説明 ----------- このコマンドを実行すると、ローカル コンピューターのルートまたは既定の名前空間内の WMI クラスが表示されます。
例 4
C:\PS>get-wmiobject -query "select * from win32_service where name='WinRM'" -computername server01, server02 ExitCode : 0 Name : WinRM ProcessId : 1708 StartMode : Auto State : Running Status : OK ExitCode : 0 Name : WinRM ProcessId : 948 StartMode : Auto State : Running Status : OK 説明 ----------- このコマンドは、ComputerName パラメーターで指定される、コンピューター上の WinRM サービスに関する情報を表示します。
例 5
C:\PS>(get-wmiobject win32_service -filter "name='WinRM'" -computername server01).StopService() __GENUS : 2 __CLASS : __PARAMETERS __SUPERCLASS : __DYNASTY : __PARAMETERS __RELPATH : __PROPERTY_COUNT : 1 __DERIVATION : {} __SERVER : __NAMESPACE : __PATH : ReturnValue : 0 Another query using get-wmiobject -query "select * from win32_service where name='WinRM'" -computername server01, shows the service as stopped. ExitCode : 0 Name : WinRM ProcessId : 0 StartMode : Auto State : Stopped Status : OK 説明 ----------- このコマンドを実行すると、Server01 リモート コンピューターで WinRM サービスが停止されます。このコマンドは、標準の Get-WmiObject コマンドを使用して、Win32_Service WMI クラスの StopService メソッドへの呼び出しを追加します。
例 6
C:\PS>get-wmiobject win32_bios | format-list * Status : OK Name : Phoenix ROM BIOS PLUS Version 1.10 2.3.1 Caption : Phoenix ROM BIOS PLUS Version 1.10 2.3.1 SMBIOSPresent : True __GENUS : 2 __CLASS : Win32_BIOS __SUPERCLASS : CIM_BIOSElement __DYNASTY : CIM_ManagedSystemElement __RELPATH : Win32_BIOS.Name="Phoenix ROM BIOS PLUS Version 1.10 2.3.1 ",SoftwareElementID="Phoenix ROM BIOS PLUS Version 1.10 2.3.1 ",SoftwareElementState=3,TargetOperatingSystem=0,Version="DELL - 14" __PROPERTY_COUNT : 27 __DERIVATION : {CIM_BIOSElement, CIM_SoftwareElement, CIM_LogicalElement, CIM_ManagedSystemElement} __SERVER : SERVER01 __NAMESPACE : root\cimv2 __PATH : \\SERVER01\root\cimv2:Win32_BIOS.Name="Phoenix ROM BIOS PLUS Version 1.10 2.3.1 ",Software ElementID="Phoenix ROM BIOS PLUS Version 1.10 2.3.1 ",SoftwareElementState=3,TargetOperatingSys tem=0,Version="DELL - 14" BiosCharacteristics : {7, 9, 10, 11...} BIOSVersion : {DELL - 14, Phoenix ROM BIOS PLUS Version 1.10 2.3.1 , Phoenix ROM BIOS PLUS Version 1.10 2.3 .1 , Phoenix ROM BIOS PLUS Version 1.10 2.3.1 } BuildNumber : CodeSet : CurrentLanguage : en|US|iso8859-1 Description : Phoenix ROM BIOS PLUS Version 1.10 2.3.1 IdentificationCode : InstallableLanguages : 1 InstallDate : LanguageEdition : ListOfLanguages : {en|US|iso8859-1} Manufacturer : Dell Inc. OtherTargetOS : PrimaryBIOS : True ReleaseDate : 20070521000000.000000+000 SerialNumber : 8PWRVD1 SMBIOSBIOSVersion : 2.3.1 SMBIOSMajorVersion : 2 SMBIOSMinorVersion : 3 SoftwareElementID : Phoenix ROM BIOS PLUS Version 1.10 2.3.1 SoftwareElementState : 3 TargetOperatingSystem : 0 Version : DELL - 14 Scope : System.Management.ManagementScope Path : \\SERVER01\root\cimv2:Win32_BIOS.Name="Phoenix ROM BIOS PLUS Version 1.10 2.3.1 ",Software ElementID="Phoenix ROM BIOS PLUS Version 1.10 2.3.1 ",SoftwareElementState=3,TargetOperatingSys tem=0,Version="DELL - 14" Options : System.Management.ObjectGetOptions ClassPath : \\SERVER01\root\cimv2:Win32_BIOS Properties : {BiosCharacteristics, BIOSVersion, BuildNumber, Caption...} SystemProperties : {__GENUS, __CLASS, __SUPERCLASS, __DYNASTY...} Qualifiers : {dynamic, Locale, provider, UUID} Site : Container : 説明 ----------- このコマンドを実行すると BIOS の情報が表示されます。構成ファイル Types.ps1xml で指定したプロパティだけでなく、WMI クラスのすべてのプロパティが表示されます。
例 7
C:\PS>get-wmiobject win32_service -credential FABRIKAM\administrator -computer fabrikam ExitCode : 0 Name : AeLookupSvc ProcessId : 0 StartMode : Manual State : Stopped Status : OK ExitCode : 1077 Name : ALG ProcessId : 0 StartMode : Manual State : Stopped Status : OK ExitCode : 1077 Name : AppIDSvc ProcessId : 0 StartMode : Manual State : Stopped Status : OK ExitCode : 0 Name : Appinfo ProcessId : 888 StartMode : Manual State : Running Status : OK ExitCode : 1077 Name : AppMgmt ProcessId : 0 StartMode : Manual State : Stopped Status : OK ... 説明 ----------- このコマンドを実行すると、Fabrikam という名前のコンピューターのサービス情報が表示されます。Credential パラメーターを使用してユーザー アカウント名を指定しているため、対応するパスワードを入力するためのダイアログ ボックスが表示されます。
関連項目