次の WS-Management コマンドレットの入力パラメーターとして使用する WS-Management セッション オプションのハッシュ テーブルを作成します。 Get-WSManInstance Set-WSManInstance Invoke-WSManAction Connect-WSMan

構文

New-WSManSessionOption [-NoCompression <switch>] [-NoProxy <switch>] [-ProxyAuthentication <string>] [-ProxyPassword <string>] [-ProxyUserName <string>] [-SkipCACheck <switch>] [-SkipCNCheck <switch>] [-SkipRevocation <switch>] [-SPNPort <int>] [-Timeout <int>] [-UnEncrypted <switch>] [-UseIEProxyconfig <switch>] [-UseProxyAutoDetection <switch>] [-UseWinHTTPProxyConfig <switch>] [-UTF16 <switch>] [<CommonParameters>]

説明

次の WSMan コマンドレットに渡すことができる、WSMan Session オプションのハッシュ テーブルを作成します。

Get-WSManInstance

Set-WSManInstance

Invoke-WSManAction

Connect-WSMan

パラメーター

-NoCompression <switch>

セッションのパケット圧縮を無効にします。圧縮は既定では有効になっているので、クライアントとサーバー間で送信されるパケットは、圧縮されます。圧縮はプロセッサ サイクルを多く使用しますが、送信が速くなります。

必須

false

位置

named

既定値

False

パイプライン入力を許可する

false

ワイルドカード文字を許可する

false

-NoProxy <switch>

プロキシ サーバーを使用しません。すべてのホスト名をローカルで解決します。

必須

false

位置

named

既定値

パイプライン入力を許可する

false

ワイルドカード文字を許可する

false

-ProxyAuthentication <string>

プロキシで使用する認証方法を指定します。設定可能な値は、次のとおりです。

- Basic: Basic は、ユーザー名とパスワードがクリア テキストでサーバーまたはプロキシに送信されるスキームです。

- Digest: Digest は、サーバーで指定されたデータ文字列をチャレンジで使用するチャレンジ/レスポンス スキームです。

- Negotiate (既定値): Negotiate は、認証で使用するスキームを特定するために、サーバーまたはプロキシとネゴシエートするチャレンジ/レスポンス スキームです。たとえば、Kerberos プロトコルや NTLM です。

必須

false

位置

named

既定値

Negotiate

パイプライン入力を許可する

false

ワイルドカード文字を許可する

false

-ProxyPassword <string>

プロキシ認証に使用するパスワードを指定します。

必須

false

位置

named

既定値

パイプライン入力を許可する

false

ワイルドカード文字を許可する

false

-ProxyUserName <string>

プロキシ認証に使用するユーザー名を指定します。

必須

false

位置

named

既定値

パイプライン入力を許可する

false

ワイルドカード文字を許可する

false

-SkipCACheck <switch>

HTTPS を使用して接続するときに、信頼された認証局 (CA) によってサーバー証明書が署名されているかどうかをクライアントが検証しないように指定します。このオプションは、リモート コンピューターが他の手段で信頼されている場合にのみ使用します。たとえば、物理的にセキュアな分離ネットワークの一部である場合や、WS-Management 構成で信頼されたホストとして挙げられている場合です。

必須

false

位置

named

既定値

パイプライン入力を許可する

false

ワイルドカード文字を許可する

false

-SkipCNCheck <switch>

サーバーの証明書の共通名 (CN) がサーバーのホスト名と一致する必要がないことを指定します。これは HTTPS を使用したリモート操作でのみ使用されます。このオプションは、信頼されたコンピュータにのみ使用してください。

必須

false

位置

named

既定値

パイプライン入力を許可する

false

ワイルドカード文字を許可する

false

-SkipRevocation <switch>

サーバー証明書の失効状態を検証しません。

必須

false

位置

named

既定値

パイプライン入力を許可する

false

ワイルドカード文字を許可する

false

-SPNPort <int>

リモート サーバーの接続サービス プリンシパル名 <SPN> に追加するポート番号を指定します。認証メカニズムが Kerberos または Negotiate の場合は、SPN が使用されます。

必須

false

位置

named

既定値

パイプライン入力を許可する

false

ワイルドカード文字を許可する

false

-Timeout <int>

WS-Management 操作のタイムアウトをミリ秒で定義します。

必須

false

位置

named

既定値

パイプライン入力を許可する

false

ワイルドカード文字を許可する

false

-UnEncrypted <switch>

HTTP を介したリモート操作の実行時に暗号化を使用しません。

注: 既定では、暗号化されていないトラフィックは許可されていないので、ローカル構成で有効にする必要があります。

必須

false

位置

named

既定値

パイプライン入力を許可する

false

ワイルドカード文字を許可する

false

-UseIEProxyconfig <switch>

現在のユーザーの Internet Explorer プロキシ構成を使用します。これは既定の設定です。

必須

false

位置

named

既定値

パイプライン入力を許可する

false

ワイルドカード文字を許可する

false

-UseProxyAutoDetection <switch>

プロキシの自動検出を強制します。

必須

false

位置

named

既定値

パイプライン入力を許可する

false

ワイルドカード文字を許可する

false

-UseWinHTTPProxyConfig <switch>

WinHTTP に構成されているプロキシ設定を使用します。

必須

false

位置

named

既定値

パイプライン入力を許可する

false

ワイルドカード文字を許可する

false

-UTF16 <switch>

要求を、UTF8 形式ではなく UTF16 形式でエンコードします。既定は UTF8 エンコーディングです。

必須

false

位置

named

既定値

パイプライン入力を許可する

false

ワイルドカード文字を許可する

false

<CommonParameters>

このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: -Verbose、-Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-OutBuffer、および -OutVariable。Ô”¼š¤Ë¤Ä¤¤¤Æ¤Ï¡¢次を参照してください: about_Commonparameters.

入力と出力

入力値の型は、コマンドレットへのパイプが可能なオブジェクトの型です。戻り値の型は、コマンドレットによって返されるオブジェクトの型です。

入力

出力

SessionOption

関連項目




目次