ローカル コンピューターおよびリモート コンピューターに適用された修正プログラムを取得します。
構文
Get-HotFix [[-Id] <string[]>] [-ComputerName <string[]>] [-Credential <PSCredential>] [<CommonParameters>] Get-HotFix [-説明 <string[]>] [-ComputerName <string[]>] [-Credential <PSCredential>] [<CommonParameters>]
説明
Get-Hotfix コマンドレットは、コンポーネント ベースのサービスによってローカル コンピューターまたはリモート コンピューターに適用された修正プログラムを取得します。
パラメーター
-ComputerName <string[]>
リモート コンピューターを指定します。既定値はローカル コンピューターです。
リモート コンピューターの NetBIOS 名、インターネット プロトコル (IP) アドレス、または完全修飾ドメイン名を入力します。
このパラメーターは、Windows PowerShell リモート処理に依存しません。コンピューターがリモート コマンドを実行するように構成されていない場合でも、Get-Hotfix の ComputerName パラメーターを使用できます。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
Local computer |
パイプライン入力を許可する |
true (ByPropertyName) |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-Credential <PSCredential>
この処理を実行するアクセス許可を持つユーザー アカウントを指定します。既定値は現在のユーザーです。
"User01" や "Domain01\User01" のようなユーザー名を入力するか、Get-Credential コマンドレットで生成されるような PSCredential オブジェクトを入力します。ユーザー名を入力すると、パスワードの入力を促すメッセージが表示されます。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
Current user |
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-説明 <string[]>
指定された説明を持つ修正プログラムのみを取得します。ワイルドカードを使用できます。既定値は、コンピューター上のすべての修正プログラムです。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
All hotfixes |
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
true |
-Id <string[]>
指定された修正プログラム ID を持つ修正プログラムのみを取得します。既定値は、コンピューター上のすべての修正プログラムです。
必須 |
false |
位置 |
1 |
既定値 |
All hotfixes |
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
<CommonParameters>
このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: -Verbose、-Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-OutBuffer、および -OutVariable。Ô”¼š¤Ë¤Ä¤¤¤Æ¤Ï¡¢次を参照してください: about_Commonparameters.
入力と出力
入力値の型は、コマンドレットへのパイプが可能なオブジェクトの型です。戻り値の型は、コマンドレットによって返されるオブジェクトの型です。
入力 |
なし パイプを使用して入力を Get-HotFix に渡すことはできません。 |
出力 |
System.Management.ManagementObject#root\CIMV2\Win32_QuickFixEngineering Get-Hotfix は、コンピューター上の修正プログラムを表すオブジェクトを返します。 |
注
このコマンドレットは、システム全体を対象とした、オペレーティング システムのサイズの小さい更新プログラムを表す Win32_QuickFixEngineering WMI クラスを使用します。Windows Vista を始めとして、このクラスはコンポーネント ベースのサービス (CBS) によって提供される更新プログラムのみを返します。これには、Microsoft Windows インストーラー (MSI) または Windows Update サイトで提供される更新プログラムは含まれません。詳細については、Microsoft .NET Framework SDK の「Win32_QuickFixEngineering Class (Win32_QuickFixEngineering クラス)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=145071) を参照してください。
このコマンドレットの出力は、オペレーティング システムにより異なる場合があります。
例 1
C:\PS>get-hotfix 説明 ----------- このコマンドは、ローカル コンピューター上のすべての修正プログラムを取得します。
例 2
C:\PS>get-hotfix -description Security* -computername Server01, Server02 -cred Server01\admin01 説明 ----------- このコマンドは、Server01 コンピューターと Server02 コンピューター上の修正プログラムのうち、説明が "Security" で始まっているものをすべて取得します。
例 3
C:\PS>$a = get-content servers.txt C:\PS> $a | foreach { if (!(get-hotfix -id KB957095 -computername $_)) { add-content $_ -path Missing-kb953631.txt }} 説明 ----------- この例のコマンドは、セキュリティ更新プログラムのないコンピューターの名前を一覧に示したテキスト ファイルを作成します。 このコマンドは、Get-Hotfix コマンドレットを使用して、名前が Servers.txt ファイルに示されたすべてのコンピューター上の KB957095 セキュリティ更新プログラムを取得します。 コンピューターに更新プログラムがない場合は、Add-Content コマンドレットによりコンピューター名が Missing-KB953631.txt ファイルに書き込まれます。
例 4
C:\PS>(get-hotfix | sort installedon)[-1] 説明 ----------- このコマンドは、コンピューター上の最新の修正プログラムを取得します。 修正プログラムを取得し、InstalledOn プロパティの値でそれらを並べ替えてから、配列表記を使用して配列内の最後の項目を選択します。
関連項目