New-TimeSpan

New-TimeSpan [[-Start] <DateTime>] [[-End] <DateTime>] [<CommonParameters>]

New-TimeSpan [-Days <int>] [-Hours <int>] [-Minutes <int>] [-Seconds <int>] [<CommonParameters>]

New-TimeSpan コマンドレットは、時間間隔を表す TimeSpan オブジェクトを作成します。TimeSpan オブジェクトを使用して、DateTime オブジェクトに対して時間の加算または減算を行うことができます。

パラメーターが指定されていない場合、"New-Timespan" コマンドは時間間隔 0 を表す TimeSpan オブジェクトを返します。

-Days <int>

期間の日数を示します。既定値は 0 です。

必須	false
位置	named
既定値	0
パイプライン入力を許可する	false
ワイルドカード文字を許可する	false

-End <DateTime>

期間の終了日時を示します。既定値は現在の日時です。

必須	false
位置	2
既定値	Current date and time
パイプライン入力を許可する	true (ByPropertyName)
ワイルドカード文字を許可する	false

-Hours <int>

期間の時間数を示します。既定値はゼロです。

必須	false
位置	named
既定値	0
パイプライン入力を許可する	false
ワイルドカード文字を許可する	false

-Minutes <int>

期間の分数を示します。既定値は 0 です。

必須	false
位置	named
既定値	0
パイプライン入力を許可する	false
ワイルドカード文字を許可する	false

-Seconds <int>

期間の秒数を示します。既定値は 0 です。

必須	false
位置	named
既定値	0
パイプライン入力を許可する	false
ワイルドカード文字を許可する	false

-Start <DateTime>

期間の開始日時を示します。"3/15/09" のような日時を表す文字列を入力するか、Get-Date コマンドが返すような DateTime オブジェクトを入力します。

既定値は現在の日時です。

必須	false
位置	1
既定値	Current date and time
パイプライン入力を許可する	true (ByValue, ByPropertyName)
ワイルドカード文字を許可する	false

<CommonParameters>

このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: -Verbose、-Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-OutBuffer、および -OutVariable。Ô”¼š¤Ë¤Ä¤¤¤Æ¤Ï¡¢次を参照してください: about_Commonparameters.

入力値の型は、コマンドレットへのパイプが可能なオブジェクトの型です。戻り値の型は、コマンドレットによって返されるオブジェクトの型です。

入力

System.DateTime

パイプを使用して、開始日時を表す DateTime オブジェクトを New-TimeSpan に渡すことができます。

出力

System.Timespan

New-TimeSpan は、期間を表すオブジェクトを返します。

C:\PS>$timespan = new-timespan -hour 1 -minute 25

説明
-----------
このコマンドは、期間が 1 時間 25 分である TimeSpan オブジェクトを作成し、$timespan という名前の変数に保存します。TimeSpan オブジェクトの表記を表示します。

C:\PS>new-timespan -end (get-date -year 2010 -month 1 -day 1)

説明
-----------
この例では、コマンドが実行された日から 2010 年 1 月 1 日までの期間を表す新しい TimeSpan オブジェクトを作成しています。

Start パラメーターの既定値は現在の日時なので、このコマンドには Start パラメーターは不要です。

C:\PS>$90days = new-timespan -days 90

C:\PS> (get-date) + $90days

説明
-----------
これらコマンドは、現在の日付から 90 日後の日付を返します。