*.types.ps1xml ファイルをメモリに読み込み直すことにより、現在の拡張型構成を更新します。
構文
Update-TypeData [[-AppendPath] <string[]>] [-PrependPath <string[]>] [-確認] [-WhatIf] [<CommonParameters>]
説明
Update-TypeData コマンドレットは、*.types.ps1xml ファイルをメモリに読み込み直すことにより、現在の拡張型構成を更新します。拡張型情報が読み込まれるのは、通常、Windows PowerShell が拡張型情報内の型情報を必要とする場合です。Update-TypeData コマンドレットを使用すると、すべての型情報を事前に読み込むことができます。これは、新しい型を開発しているときに、テスト目的でその型を読み込む場合に特に便利です。
Windows PowerShell の *types.ps1xml ファイルの詳細については、「about_Types.ps1xml」を参照してください。
パラメーター
-AppendPath <string[]>
オプションの .ps1xml ファイルのパスを指定します。このファイルは読み込まれるファイルの一覧に含まれます。この書式ファイルは、組み込みファイルが読み込まれた後に処理されます。
必須 |
false |
位置 |
1 |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
true (ByValue, ByPropertyName) |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-PrependPath <string[]>
オプションの .ps1xml ファイルのパスを指定します。このファイルは読み込まれるファイルの一覧に含まれます。ただし、これらのファイルが指定された順序で処理された後に、組み込みファイルが読み込まれます。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-確認
コマンドを実行する前に確認メッセージを表示します。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
-WhatIf
実際にコマンドを実行せずに、コマンドを実行すると何が起きるかを出力します。
必須 |
false |
位置 |
named |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
false |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
<CommonParameters>
このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: -Verbose、-Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-OutBuffer、および -OutVariable。Ô”¼š¤Ë¤Ä¤¤¤Æ¤Ï¡¢次を参照してください: about_Commonparameters.
入力と出力
入力値の型は、コマンドレットへのパイプが可能なオブジェクトの型です。戻り値の型は、コマンドレットによって返されるオブジェクトの型です。
入力 |
System.String パイプを使用して追加パスを含む文字列を Update-TypeData に渡すことができます。 |
出力 |
なし このコマンドレットによる戻り値はありません。 |
例 1
C:\PS>update-typedata 説明 ----------- この例では、*.types.ps1xml ファイルの拡張型構成を更新します。
例 2
C:\PS>update-typedata -prependpath typesA.types.Ps1xml, typesB.types.Ps1xml 説明 ----------- この例では、*.types.ps1xml ファイルの拡張型構成を更新し、最初に typesA および typesB ファイルを処理します。